平成最後の日

ありきたりですが…
やはり、これまでの人生のほとんどが平成の時代であった私にとって、今日という節目の1日は感慨深いものがあります。

私は昭和の生まれではありますが、物心ついたときから『平成』でした。
戦争がなく、何も考えずとも日々が平和だった素晴らしい時代、という印象が強くあります。信じられないくらいの文明の発展もあり、暮らしがとても豊かになりました。

ですが、よくよく振り返ると本当に多くの災害にみまわれました。自然災害は、こんなに発達した現代においても、人類の手には負いきれないものだということも思い知らされました。

一つの時代の終わりにあたり、「平成最後」という文言が、ここぞとばかりに世の中を埋め尽くしています。
ひとつの大きな時代を終えて新たな時代を迎えること、殊に天皇皇后両陛下がご健在で新しい時代を迎えるということは、本当に喜ばしく素晴らしいことです。
新しい時代をお祝いすると同時に、私は、これまでの時代を振り返り、天皇皇后両陛下も心の限りをつくして祈って来られた「平和」を、いかにして次の令和の時代につないでいくか、ということを特にこころにとめていきたいな、と思います。

私には、そのために何ができるか…そんなことを考えて新しい時代を過ごして行きたいなと思います。

* Bear Fruit *

ソプラノ歌手・金持亜実(かなじあみ)の ウェブサイトです。

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