小学校でのオペラワークショップ
数年前より参加させていただいている、横浜市芸術文化教育プラットフォーム「アーティストが学校へ」というプログラムに、今年も参加させていただきました。
※詳しくはこちら→https://y-platform.org
「NPO 法人あっちこっち」さんがコーディネートしてくださり、横浜市内の小学校2校で4年生を対象にオペラのワークショップをおこないました。
講師は、ピアニストの浜野与志男さん、バリトン歌手の青木海斗さん、私。
コーディネーターは、厚地美香子さん、田村麻衣さん。
テーマは、ずばり「歌で感情を表現する」👀✨
今年はなんと、オペラ≪トゥーランドット≫の有名なアリア「誰も寝てはならぬ」を題材にしました!
まずはウォーミングアップ!発声練習をしたり…
表現の手助けになるような簡単な振りをつけたり…
2回の授業で子供たちとやり取りをしながら、オペラやこの歌が歌われる場面の説明、どういう感情で歌うかイメージしてもらったりして、最終日に他の学年の児童や親御さん、先生方の前で体育館で発表✨
ご存知のとおり難易度の高い曲でしたが、子供ならではの素直さ、感性、ノリの良さ(笑)などで短期間でぐんぐん吸収して、発表では練習の成果を存分に発揮してくれました!みんな本当によく頑張った~!!👏
歌い終えた後の子供達の笑顔、やりきった顔、ほっとした顔…
また「楽しかった!」という声もたくさんあったことが本当に嬉しく、ホッとしました🍀
みんなの発表のあとは講師たちのミニコンサート。
これまで近くで接してきた講師たちが、びしっと衣装を着て演奏する姿は、子供たちの目に、心にどう映ったでしょうか…👀
浜野さんの素晴らしいピアノソロ!みんなじっと聞き入っていました✨
ソロのほかにも、青木さんと「パパパの二重唱(モーツァルト作曲オペラ≪魔笛≫より)」を歌いました🎶
このワークショップとミニコンサートが、これから先も彼らの中に残ることを心から願っています✨
こうして子供たちにも分かるように教える、ということは、私たちが演奏する時にも通じることがあり、毎回勉強させていただいています。
自分はどう演奏、表現したいか、どうやったらそれが実現できるか、どうやったら伝えられるか…
このワークショップは、私にとっても原点に帰らせられる大切な時間です。
来年もこのような機会があったら、自分もレベルアップできていられるように頑張ります!
左から、浜野与志男さん(ピアノ)、田村麻衣さん(コーディネーター)、わたし、青木海斗さん(バリトン)
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